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ジャイプールのジュエリー工房で職人さんとのやりとり。
以前1つのデザインに、思い通りに行くまで4回やり直しをお願いしたことがありました。
3回めの仕上がりを見て「何も変わってないな。。。困ったな」と思っていたら、
オーナーが、「でもね、杏それは難しいよ。っていうか職人さん4回もやり直しでがっかりしちゃってる」と言います。
「え、がっかりしちゃってる?」
「うん、てゆうか、でも4回やり直しは人間なら誰でもやになっちゃうよ。彼が特別なわけじゃなくて」
と言われたました。
そっか、確かにね。
どうしたらいいのかな。。と思って自分の今までの短い経験を振り返ってみました。
私は4年くらい会社勤めをしてたけど、いつも会社のためというより
自分のために働く事だけ考えていました。
だから会社を愛するとか、付き合い残業とか、一切しようとは思いませんでした。
将来独立しようと思ってたし、会社勤めの期間はいかにそのために多く学んで
将来に役立てるかを考えて、会社も社内での仕事も選んでいました。
なるべく早く会社を出て、仕事以外の時間は人に会ったり自分の制作に時間をかけることを心がけていたのです。
それでも一人、すごい上司がいました。
その人の元で働いてた時には会社を愛してはいなかったものの、
プロジェクトに自分のその時の全集中力を絞り出されてる気がしました。
なんでだろう?と不思議でした。
それは、その上司の仕事の渡し方がとても上手だったからだと思います。
彼ははじめに全部説明しました。
クライアントの会社形態について、その会社の社長の人柄、会社がある土地の土地柄、
プロジェクトにかかっている費用、それだけでなく細かい情報すべて。
いかに小さい仕事を渡すときにも面倒臭がらずに、と思うくらい丁寧にすべて説明してくれました。
それも下っ端の下っ端の私に、よくそんなに丁寧に、といつも時間をかけて説明してくれたと思います。
そして
「やってごらん」
という感じでとりあえず、任せてみてくれる。
独立したいという気持ちが強い私にとってはその、ある全部任せてくれるスタイルが
とっても嬉しくて、仕事の大小にかかわらず責任感を持っていつのまにかその仕事に没頭していました。
「会社の仕事」じゃなくて「あなたの仕事」と思わされることで
私は完全に全力を注いでいたのかもしれません。
やり直しを何回もらったかなんで記憶に無いです。
全体を把握してる仕事は自分の子供みたいに可愛くて、いくら手をかけてもがっかりどころか楽しくてしょうがなかったからです。
そして、おだてられると木でもなんでも登ってしまう私をわかっていて、よく褒めてくれました。笑。
もちろん経験浅の私に渡してくれる仕事の規模自体はとっても小さいし、
もし私が失敗してもその上司が一瞬で片付けられるような、それだけ超、能力が
ある人だったからできたやり方なのだけど
私はいつも自分の働き方をみて「この上司はすごいな」と思っていました。
。。。そういうふうにできないかな、とふと思ったのです。
(責任感を持ってもらうことと褒めることかな?)
そこで、初心に戻って、自分のブランドにかける思いと自分について再度語ってみました。
なんでジュエリーづくりに魅力を感じているのか。
なぜブランドを母親とやりたいと思ったのか。
なぜインドに居るのか。
将来の夢は何なのか。
家族はどうなってるのか。
最後に、どうしてこの工房の職人さんと仕事をしたいのか。
あなたなしではこのプロジェクトは成り立たないんです!!
ありがとう。大好き!
と言ってみました。
するとオーナーは、うん。わかった。どうもありがとう。
よく分かったし、一緒に頑張ろうって思ったよ。と言ってくれました。
でも次に、
でもねー、あの職人たちはベンガル出身なんだよ。
何を言っても通じないっていうか教養がまったくないし
きびしくしてもおだてても、あの人達いかに早く帰って家族と過ごすことしか考えてないからね。
10年以上使ってるけど分かり合えないんだよ。毎日頭が痛い。
と言われました。
そっか、、ベンガルのおじさん、なんといいお父さんなんだな。
「いかに早く帰って家族と過ごす」それ大事だよね。
というわけで、
「ゴールを共有して褒める」だけでなく、プラス「なるべく早く終わらせてさっさと家に帰る」
ということを重要事項において、
いかに職人さんのやり直しを減らし時間内はモチベーションをあげられるかを工夫することにしました。
仕事を渡す前によく下準備して、定期的に日本の仕上げ技術、道具などを紹介し、
モチベーションを保つというよりは飽きさせない工夫をすることにしたのです。
こういうことはマネージメント参考書を読めばすぐ書いてあるのかもしれないけど
今回はベンガルの職人さんに教えてもらいました。
おととい11日、デリーのインド最高裁が同性愛者の性交渉を「犯罪行為」とし、
2009年にニューデリーの高等裁判所が示した違憲判断を覆しました。
2009年にニューデリーの高等裁判所が示した違憲判断を覆しました。
この判決はイギリス植民地時代の約150年も前に制定された刑法の条項を有効としたものでした。
ちょうどジャイプールのゲイ・コミュニティーについてコラムを書きかけていたので
このニュースはタイムリーでした。
書きかけていたコラムではジャイプールのコミュニティーについて紹介し、
たしかにインドでは同性結婚は認められてはいないものの、異性結婚している人たちと比べて
どの程度不利に扱われているかというと、日本ほどではないのではないか、というものでした。
たしかにインドでは同性結婚は認められてはいないものの、異性結婚している人たちと比べて
どの程度不利に扱われているかというと、日本ほどではないのではないか、というものでした。
日本と違ってインドでは異性結婚にも自由がないし、扶養家族に特別な手当てがあるわけではないから、
という特殊な理由によるいわば「野放し」なことによって、政府が下手に介入するより個々には平等があると書いていたところでした。
という特殊な理由によるいわば「野放し」なことによって、政府が下手に介入するより個々には平等があると書いていたところでした。
しかしこの判決により判決を受けたカップルが投獄されればやはり失望させられてしまいます。
ただ希望を持ちたいのは国民やメディアの反発がものすごいこと。
2日たった今日も新聞は紙面の90%以上この判決に対する抗議の内容でうめつくされています。
新聞はデリーで行われた反対デモの様子を伝え、各大手企業が抗議のポスターを掲載しています。
また今回の判決には植民地時代の150年前の条項が使われたというが、
それ以前、インドという国ははたして同性愛者に対し、このような不当な姿勢をとっていたのだろうか、
と歴史的観点から考察し、これはインド的ではないと批判しています。
さすがは他宗教の国、インドでメジャーな各宗教の経典を持ち出し、
どの宗教においても神様はそんなこと言ってない、と説明もしています。
イスラム教はどうなの?と思うかもしれない。
ほとんどのイスラム国家では同性愛者の性交渉を「犯罪行為」とした上で
死刑にしている。
しかしインドのイスラム教はもちろん死刑は認めていない。
数多くの宗教を持った人が共存し、それでも大きな問題を起こさず
暮らしている国の人は違う。
インドの人は実体験からも学ぶ事を知っているし、完全にお互いを尊重していると
言いがたい面もありつつ実際にお互い影響を受けているので偏ってない。
こういうところが私が「古い国」が好きな理由でもある。
今回の最高裁の判決に対して、インドに住む一市民として抗議します。ただ希望を持ちたいのは国民やメディアの反発がものすごいこと。
2日たった今日も新聞は紙面の90%以上この判決に対する抗議の内容でうめつくされています。
新聞はデリーで行われた反対デモの様子を伝え、各大手企業が抗議のポスターを掲載しています。
また今回の判決には植民地時代の150年前の条項が使われたというが、
それ以前、インドという国ははたして同性愛者に対し、このような不当な姿勢をとっていたのだろうか、
と歴史的観点から考察し、これはインド的ではないと批判しています。
さすがは他宗教の国、インドでメジャーな各宗教の経典を持ち出し、
どの宗教においても神様はそんなこと言ってない、と説明もしています。
イスラム教はどうなの?と思うかもしれない。
ほとんどのイスラム国家では同性愛者の性交渉を「犯罪行為」とした上で
死刑にしている。
しかしインドのイスラム教はもちろん死刑は認めていない。
数多くの宗教を持った人が共存し、それでも大きな問題を起こさず
暮らしている国の人は違う。
インドの人は実体験からも学ぶ事を知っているし、完全にお互いを尊重していると
言いがたい面もありつつ実際にお互い影響を受けているので偏ってない。
こういうところが私が「古い国」が好きな理由でもある。
そしてこれはレズビアン、ゲイセクシャル、バイセクシャル、トランスジェンダー
だけの問題ではない。
わたしは今回の件を「少数派」の権利要求の一例として見ています。
同性結婚を認めている国では、ほぼ例外なく男女の平等がもっとも進んでいますね。
個人を男とか、女ではなく「個人」として尊重しているからかもしれません。
じゃあインドなんて、男女平等とは程遠い国で同性結婚なんて夢のまた夢なんじゃない、
と思うかもしれませんが、それに今、変化が起こり始めています。
先日行われた州選挙では女性の投票率を上げるための様々な工夫がされ
過去最高の投票率を記録し、それを成果として新聞でも大きく取り扱っています。
インドの人は実体験から学ぶことを知っています。
男女を区別することと差別することは違う。経済状況や人口急増の問題から
教育が十分でなかったころはこの認識がされていなかったけれど
もともと理解されていないわけではないのです。
「頭で考えればわかるでしょう」ではなく「心に聞いてみればわかるでしょう」
というような感覚で人と人が思いやることを知っているよう思います。
交通渋滞がひどいのに牛が道路を塞いでも怒らない、アリも殺さない、めちゃくちゃに見える国。
だけどそれは少数派の意志を尊重し、権利を認めている、「寛容度が高い国」ということでもあります。
インドにいると、不思議と、とても安心した気持ちになります。それはこの「少数派の意志を尊重し、権利を認める」という
国民性にあるのかもしれません。
それも無理矢理にやっているわけではない。
こちらも「認められてる」というか「牛と同じ扱いされてるな」という感じ。
でもその押しつけない思いやりは、実は習得が一番難しいですね。
でもそんな風に、少数派の権利を認めるということは実は多数派の幸せにつながっている。
牛もアリも人も同じ調子でなんとなく大事にされている、寛容度の高い社会はみんなが大事にされていると実感できる。
そんなのはきれいごとで、ひどい目にあっているインド人がたくさんいるだろう、という人のために。
先にも書いたようにそれは教育がないからという理由で引き起こされてる問題で、
逆に言えばこれだけ教育が行き届いてない社会で何とかやっているのは
この少数派を大事にできる思いやりのおかげだということ。
さて、それでは日本の現状はどうでしょうか。
日本では、同性結婚など話題にも上がらない。それどころか、結婚していない親から生まれた子供
(非摘出子)の権利が、法的に差別をされている。
教育で「これはいけませんよ」としっかり教える一方、「みんなと同じように」
と少数派を認める気持ちを養うのが難しいのでしょうか。
ペンは剣よりも強し。
そうですね。無知は意図的な悪よりも脅威。
昨日読み始めた『I AM MALALA』の著者、マララさんの国連スピーチ。
スピーチもとてもわかりやすいし、本もシンプルだけど情景が伝わってくる文章で
とっても面白いです。
もしかするとパキスタンの情景が思い浮かべられるのは
インドに住んでるからかもしれないですが。
マララさんが訴えている教育、機会均等の大切さは日本から遠い国の問題ではない
と思います。
でもやっぱり日本の中にいるとあまりピンとこなかったかもしれない。
なんで世界の問題を考えなくちゃいけないのかと聞かれるといつも悩んでしまう。
私は単に考えたいから考えてるだけ。
私の考え方としてはただ、せっかく地球に生まれたのだから
地球上のことはなるべく見聞きして体験して、自分なりに考えたいと思っています。
それから無知は意図的な悪よりも脅威、だから。
いつでも問題について知って考えなければ
自分が加害者になっていても気づかないことがある。
それから自分が被害者になった時、どうすればいいかわからなくなってしまう。
すべて人生で起こる問題は人間関係。
それに太刀打ちできるのはペン、というか知識を付けること。
考える事。イマジネーションしかない。
人の権利は一度手に入れれば永遠に続くものではなく、
常に気を付けていなければ気づかないうちに奪われてしまう。
戦争は宗教対立から引き起こされるという人が多いけれど実はそうじゃない。
戦争は無知と貧困から引き起こされる。
宗教や政治の話は難しいし終わりがないからと嫌厭する人が多いけれど、
難しいし終わりが無いからこそ考えなくてはいけない。
考えないこと、無知でいることが一番の悪だということに、気づかないといけない。
● マララさんの国連スピーチ全文
In the name of God,
The Most Beneficent, The Most Merciful.
Honourable UN Secretary General Mr Ban Ki-moon,
respected president of the General Assembly Vuk Jeremic,
honourable UN envoy for global education Mr Gordon Brown,
respected elders and my dear brothers and sisters:
Assalamu alaikum.
慈愛に満ち,慈悲深き神の名において。
尊敬すべきパン・ギムン国連事務総長、ヴク・ジェレミック国連総会議長
ゴードン・ブラウン国連世界教育特使、年配の方々、そして親愛なる同年代の皆さん
アッサラーム・アラエクム(皆さんに平和を)
Today is it an honour for me to be speaking again
after a long time.
Being here with such honourable people is a great moment
in my life and it is an honour for me that today I am wearing
a shawl of the late Benazir Bhutto.
I don't know where to begin my speech.
I don't know what people would be expecting me to say,
but first of all thank you to God for whom we all are equal
and thank you to every person who has prayed for my fast
recovery and new life.
I cannot believe how much love people have shown me.
I have received thousands of good-wish cards
and gifts from all over the world.
Thank you to all of them.
Thank you to the children whose innocent words
encouraged me.
Thank you to my elders whose prayers strengthened me.
I would like to thank my nurses, doctors and the staff of
the hospitals in Pakistan and the UK and the UAE government
who have helped me to get better and recover my strength.
今日久しぶりに再びここで話ができて光栄です。
先ほど申し上げた尊敬すべき方々とここにいることは
私の人生にとって素晴らしい瞬間です。
そして今日、私が故ブット首相が晩年に身につけていたショールを着ていることは
名誉であります。
さてどこから話せばいいでしょう。
みなさんが私のどんな言葉を期待しているのかわかりませんが
はじめに我々がその前では平等である神に感謝を申し上げます。
そして私の早い怪我からの回復と新しい生活のために祈ってくれた
全ての人々に感謝いたします。
みなさんが私に示してくれた愛の大きさは信じられないほどです。
私は世界中から、何千もの温かいカードや贈り物をいただきました。
一つ一つに感謝します。
純真な言葉で私を勇気づけてくれた子どもたちに感謝します。
祈りで私に力を与えてくださった大人の方々に感謝します。
私が回復し、力を取り戻すのに手助けをしてくれたパキスタンとイギリスの病院の
看護師、医師、そして職員の方々、およびアラブ首長国連邦政府に感謝を申し上げます。
I fully support UN Secretary General Ban Ki-moon in his
Global Education First Initiative and the work of UN Special Envoy
for Global Education Gordon Brown and the respectful president
of the UN General Assembly Vuk Jeremic.
I thank them for the leadership they continue to give.
They continue to inspire all of us to action.
Dear brothers and sisters, do remember one thing:
Malala Day is not my day. Today is the day of every woman, every
boy and every girl who have raised their voice for their rights.
私はパン・ギムン国連事務総長の世界教育推進活動とゴードン・ブラウン国連世界教育特使と
ヴク・ジェレミック国連総会議長の活動を私は全面的に支持します。
止むことのないそのリーダーシップに感謝します。
彼らの活動は私たちが行動を起こすときに勇気を与えてくださっています。
同年代の皆さん、忘れないでください。「マララの日」は私1人のものではありません。
今日は、自分の権利のために声を上げてきた全ての女性や少年少女のための日なのです。
There are hundreds of human rights activists and social workers
who are not only speaking for their rights, but who are
struggling to achieve their goal of peace, education and equality.
Thousands of people have been killed by the terrorists
and millions have been injured. I am just one of them.
So here I stand, one girl among many. I speak not for myself,
but so those without a voice can be heard.
Those who have fought for their rights.
Their right to live in peace. Their right to be treated with dignity.
Their right to equality of opportunity. Their right to be educated.
自分の権利を訴えるだけでなく、平和や教育や平等という目標を達成しようと
闘っている、何百という人権活動家やソーシャル・ワーカーがいます。
何千という人々がテロリストによって命を奪われ、
何百万という人々が傷つけられています。
私はその中の1人にすぎません。
私は数多くの人々の中の1人としてここに立っています。
私は自分のために話すのではありません。
声が届くことのない「声なき人々」のためです。
自分の権利のために闘っている人々です。
その権利とは、平和に暮らす権利,尊厳を持って扱われる権利、
機会均等の権利、教育を受ける権利のことです。
Dear friends, on 9 October 2012, the Taliban shot me on
the left side of my forehead. They shot my friends, too.
They thought that the bullets would silence us, but they failed.
And out of that silence came thousands of voices.
The terrorists thought they would change my aims and
stop my ambitions. But nothing changed in my life except this:
weakness, fear and hopelessness died.
Strength, power and courage was born.
I am the same Malala. My ambitions are the same.
My hopes are the same. And my dreams are the same.
Dear sisters and brothers, I am not against anyone.
Neither am I here to speak in terms of personal revenge
against the Taliban or any other terrorist group.
I am here to speak for the right of education for every child.
I want education for the sons and daughters of the Taliban
and all the terrorists and extremists.
I do not even hate the Talib who shot me.
親愛なるみなさん。2012年10月9日、タリバンは私の額の左側を撃ちました。
私の友人たちも撃ちました。
彼らは銃弾で私たちを黙らせようと彼らは考えました。
でも失敗したのです。
沈黙から生まれたものは数千もの声だったのです。
テロリストたちは私の目的を変えさせ、志を打ち砕こうと考えました。
しかし、私の人生で変わったものは何もないのです。
例外といえば、弱さ、恐怖、そして絶望が消えました。
そして強さ、力、そして勇気が生まれました。
私は以前と変わらない「マララ」のままです。
志も同じです。希望も同じです。夢も同じです。
親愛なるみんさん、私は誰かに抵抗しているわけではありません。
タリバンやその他のテロリスト集団に対して個人的な復讐のために
ここで話しているわけではありません。
ここで話しているのは全ての子どもの教育を受ける権利のためです。
タリバンや全てのテロリストたち、または過激派の息子や娘たちに
教育が必要だと思うのです。
私は私を撃ったタリバン兵士を憎んでさえいません。
Even if there was a gun in my hand and he was standing
in front of me, I would not shoot him.
This is the compassion I have learned from Mohamed,
the prophet of mercy, Jesus Christ and Lord Buddha.
This the legacy of change I have inherited from
Martin Luther King, Nelson Mandela and Mohammed Ali Jinnah.
たとえもし私が手に銃を持っていて、兵士が私の前に立っていても
私は彼を撃たないでしょう。
これは私が慈悲を持った予言者モハメッド、キリスト、そして釈迦から学んだ
思いやりの心なのです。
これはキング牧師、ネルソン・マンデラ、そしてパキスタン建国の父
ジンナーから受け継いだ変革という財産です。
This is the philosophy of nonviolence that I have learned
from Gandhi, Bacha Khan and Mother Teresa.
And this is the forgiveness that I have learned
from my father and from my mother.
This is what my soul is telling me: be peaceful and love everyone.
これはガンジー、アフガニスタンのバシャ・カーン、
そしてマザー・テレサから学んだ非暴力という哲学です。
そして私の父と母から学んだ許しの心です。
私の魂が私に話しかけてきます。「心を穏やかに。全ての人を愛しなさい」
Dear sisters and brothers, we realise the importance of light
when we see darkness.
We realise the importance of our voice when we are silenced.
In the same way, when we were in Swat, the north of Pakistan,
we realised the importance of pens and books when we saw the guns.
The wise saying, "The pen is mightier than the sword." It is true.
The extremists are afraid of books and pens.
The power of education frightens them. They are afraid of women.
The power of the voice of women frightens them.
This is why they killed 14 innocent students in the recent attack
in Quetta. And that is why they kill female teachers.
That is why they are blasting schools every day
because they were and they are afraid of change and equality
that we will bring to our society.
And I remember that there was a boy in our school who was
asked by a journalist: "Why are the Taliban against education?"
He answered very simply by pointing to his book, he said:
"A Talib doesn't know what is written inside this book."
親愛なる同年代のみなさん。私たちは暗闇を見たときに光の大切さに気づきます。
黙らせられると声の大切さに気づきます。
同様に、パキスタン北部のスワートにいたとき、私たちは銃を見て
本とペンの大切さに気づきました。
「ペンは剣より強し」ということわざは本当です。
過激派は本とペンを恐れます。教育の力が彼らを恐れさせます。
彼らは女性を恐れます。女性の声の力が彼らを恐れさせます。
だから彼らは最近クエッタを攻撃したとき、
14人もの罪のない学生や女性教師を殺害したのです。
だから毎日学校を爆破しているのです。
なぜなら私たちが社会にもたらそうとしている変革と平等を恐れたからであり
今も恐れているからです。
私は学校にいた1人の少年を覚えています。彼はあるジャーナリストに
「なぜタリバンは教育に反対しているのでしょう?」と尋ねられました。
彼は本を指さしてとてもシンプルに答えました。
「タリバンはこの本の中に書かれていることを理解できないからだよ」
They think that God is a tiny, little conservative being
who would point guns at people's heads just for going to school.
These terrorists are misusing the name of Islam
for their own personal benefit.
Pakistan is a peace-loving, democratic country.
Pashtuns want education for their daughters and sons.
Islam is a religion of peace, humanity and brotherhood.
It is the duty and responsibility to get education for each child,
that is what it says. Peace is a necessity for education.
In many parts of the world, especially Pakistan and Afghanistan,
terrorism, war and conflicts stop children from going to schools.
We are really tired of these wars. Women and children are
suffering in many ways in many parts of the world.
彼らは神は取るに足らない小さい保守的な存在だと考え、
ただ学校に行っているという理由だけで頭に銃を向けるようなことをしています。
このようなテロリストたちは自分たちの個人的な利益のために
イスラムの名前を悪用しています。
パキスタンは平和を愛する民主的な国家です。
パシュトゥン人は娘や息子たちに教育を受けさせたいと思っています。
イスラムは平和、人間性、そして兄弟愛の宗教です。どの子どもにも教育を与えるのが義務であり責任であると言っています。
平和は教育に必要不可欠です。
世界の多くの場所、特にパキスタンやアフガニスタンでは
テロ、戦争、そして紛争のために子どもたちが学校に行けないでいます。
このような戦争に私たちは本当にうんざりしています。
女性と子どもは世界の多くの場所で、多くの形で苦しんでいるのです。
In India, innocent and poor children are victims of child labour.
Many schools have been destroyed in Nigeria.
People in Afghanistan have been affected by extremism.
Young girls have to do domestic child labour
and are forced to get married at an early age.
Poverty, ignorance, injustice, racism and the deprivation
of basic rights are the main problems,
faced by both men and women.
インドでは罪のない貧しい子どもたちが児童労働の犠牲になっています。
ナイジェリアでは多くの校舎が破壊されています。
アフガニスタンの人々は過激派によって苦しんでいます。
幼い少女たちは家庭内で児童労働を強いられ、低年齢で結婚を強いられています。
貧困、無学、不正、人種差別、そして基本的人権の剥奪が
男女ともに面している一番の問題なのです。
Today, I am focusing on women's rights and girls' education
because they are suffering the most.
There was a time when women activists asked men to stand up
for their rights. But this time we will do it by ourselves.
I am not telling men to step away from speaking for women's rights,
but I am focusing on women to be independent
and fight for themselves.
So dear sisters and brothers, now it's time to speak up.
So today, we call upon the world leaders to change their
strategic policies in favour of peace and prosperity.
We call upon the world leaders that all of these deals
must protect women and children's rights.
A deal that goes against the rights of women is unacceptable.
今日私は女性の権利と少女の教育に焦点を当てました。
なぜなら彼女らが最も苦しんでいるからです。
かつて女性の活動家は彼女らの権利のために男性に立ち上がってほしいと頼みました。
でも今、私たち自身で行うのです。
女性の権利のために男性が手を引いてくれと言っているのではありません。
女性が自立し自分たちのために闘うことに焦点を当てているのです。
ですからみなさん、今こそ声を上げるときです。
だから今日、私たちは世界の指導者たちに平和と繁栄のために
戦略的な方針を変えるよう呼びかけるのです。
全ての政策が女性と子どもの権利を守るものでなければいけないと呼びかけるのです。
女性の権利に反する政策は受け入れられるものではありません。
We call upon all governments to ensure free,
compulsory education all over the world for every child.
We call upon all the governments
to fight against terrorism and violence.
To protect children from brutality and harm.
We call upon the developed nations to support the expansion
of education opportunities for girls in the developing world.
We call upon all communities to be tolerant, to reject prejudice
based on caste, creed, sect, colour, religion or agenda
to ensure freedom and equality for women so they can flourish.
We cannot all succeed when half of us are held back.
We call upon our sisters around the world to be brave, to embrace
the strength within themselves and realise their full potential.
私たちは全ての政府が世界中のどの子どもにも無料の義務教育を確約するよう求めます。
テロや暴力と闘うことを求めます。
残虐行為や危害から子どもたちを守ることを求めます。
先進国に発展途上国の少女の教育を受ける機会の拡充に支援するよう求めます。
全ての地域社会に階級、教義、宗派、肌の色、宗教または行動の指針に基づく偏見を
なくすために寛容であってほしいと願います。
女性の自由と平等を実現していけば、社会は繁栄します。
女性の半数が抑えつけられた状態では、成功はあり得ません。
私たちは世界中の女性に勇敢であることを求めます。
自分の中の力を認め、最大の潜在能力気づきましょう。
Dear brothers and sisters, we want schools and
education for every child's bright future.
We will continue our journey to our destination of peace
and education. No one can stop us.
We will speak up for our rights and we will bring change to our voice.
We believe in the power and the strength of our words.
Our words can change the whole world because we are all together,
united for the cause of education.
And if we want to achieve our goal,
then let us empower ourselves with the weapon of knowledge
and let us shield ourselves with unity and togetherness.
親愛なるみなさん、子どもたちの輝く未来のために学校と教育が必要です。
私たちは平和と教育という目的地への旅を続けます。
だれも止めることはできません。
私たちは自分たちの権利のために声を上げ、変化をもたらします。
私たちの言葉の力と強さを信じています。私たちの言葉は全世界を変えることが
できます。
なぜなら私たちは教育という目標のため団結するからです。
そしてもし私たちが目的に達したいのなら、知識という武器で力を持つのです。
団結し、一つになって自分たちを守るのです。
Dear brothers and sisters, we must not forget that millions of
people are suffering from poverty and injustice and ignorance.
We must not forget that millions of children are
out of their schools. We must not forget that
our sisters and brothers are waiting for a bright, peaceful future.
親愛なるみなさん、数百万の人々が貧困と不正と無学のために苦しんでいることを
忘れてはいけません。
数百万の子どもたちが学校に行っていないということを忘れてはいけません。
多くの少女や少年が明るく平和な未来を待っているということを忘れてはいけません。
So let us wage a glorious struggle against illiteracy,
poverty and terrorism, let us pick up our books and our pens,
they are the most powerful weapons.
One child, one teacher, one book and one pen can change the world.
Education is the only solution. Education first.
Thank you.
読み書きができないこと、貧困、そしてテロに対して栄光ある闘いをするのです。
本とペンを手に取りましょう。最も強力な武器です。
1人の子ども、1人の教師、1冊の本、1本のペンが世界を変えるのです。
教育だけがたった一つの解決策です。
教育が第一。
ありがとうございました。
えー床で大丈夫ー?しかもまじめに温めてるのかなんかよくわからない
カナリ適当な感じで大丈夫かなー??と思ったけど、
インドだから大丈夫なんだろうな、人も鳩もこういうスタイルなんだろうな。
と思ってた。
それで数日前無事ヒナ発見 :)
気になりすぎて仕事中何度も見に行っちゃう。
でも羽とかフンのせいで巣の下にある排水口が詰まって
洗濯機の水が流れなくなっちゃったから管理人さんに相談に行った。
巣を動かすと育児放棄したりするってなんとなく聞いたことがあるから
絶対に巣を動かさない方向で可能な範囲で掃除して。。。
みたいなニュアンスをヒンディー語で伝えられるかな??とちょっと不安だったけど、
そもそもインドの人には巣を勝手に動かすとか殺しちゃうみたいなアイディアは
微塵も無いみたいで普通にまわりだけ掃除してくれた。
よかったー :)
なんか昨日にくらべて今日のほうがちょっと育ってるようにみえる :P
雄なのか雌なのか気になる。さわってみたい :O